コロナウィルス感染症や、昨今のウクライナ情勢に伴う物流コストの高騰・物価上昇により、各ブランドの指輪の価格が改定されていることが考えられます。最新の情報については公式HPを確認ください。(2022年4月)
世界中で愛されるティファニーについて紹介しています。
ブランド誕生以来、世界中の女性たちに夢とときめきを与えてきたティファニー。美しいブリリアントカットが際立つエンゲージリングや、メレダイヤの輝きがまぶしいエタニティリングなど、女性の心をきゅっと掴んで離さない魅力あふれるジュエリーがたくさん揃っています。
ティファニーの魅力は、ファッションジュエリーからも伝わってきます。 例えば、ティファニーのオープンハートネックレス。男性から女性への定番プレゼントですが、ティファニーのオープンハートには「心を開いて」という意味もあるそうですよ。
一粒ダイヤをあしらった、ティファニーのDBY(ダイヤモンド バイ ザ ヤード ネックレス)も、人気の高いジュエリーです。DBYには、実は恋のジンクスがあります。そのジンクスとは「ティファニーのDBYを身に着けると、恋の願いが叶う」だそうです!
こんな素敵な意味やジンクスも女性たちに与え続けているティファニーは、やっぱり永遠の憧れという名にふさわしいブランドですね。
ティファニーが誕生したのは、アメリカ独立宣言から60年しかたっていない1837年のアメリカ、NYのブロードウェイです。アメリカが夜明けを迎えるとともに、ティファニーの輝かしい歴史も始まりました。
誕生当初は、文房具と装飾品を扱うお店でした。宝石事業への参入は、1848年のことです。ヨーロッパでダイヤモンドの買い付けを行ったところ、希少価値の高い優れた品質のダイヤモンドが人々の間で高い評価を受け、大成功となりました。
その後、1886年には『ダイヤモンドをもっとも美しく輝かせる方法』とされるティファニーセッティングを考案。ティファニーセッティングは業界を席捲し、またたくまに世界中へと知れ渡っていきました。
今日でも、その比類なき美しさは健在です。 19世紀に誕生し、アメリカの発展とともに進化を遂げてきたブランド、ティファニー。21世紀になった現在も、世界中の国々で愛され続けています。
ティファニーのブランドカラーと言えば、スカイブルーです。あの空のように美しい青は、「こまどり」の卵の色から生まれました。 イギリスでは、こまどりがとても身近な鳥として親しまれており、ヴィクトリア王朝では、こまどりの卵の青を高貴な色や大切なものを表す色として扱っていたそうです。
ティファニーでジュエリーを購入したら、ジュエリーを入れて手渡してくれるブルーボックスですが、1906年のニューヨーク・サン紙には次のような記事が掲載されました。
"ティファニーには、どれだけお金を積まれても、決して売らないものがひとつある。ただし顧客には無料で提供されている。それは、ティファニーの名が冠された箱である"
ティファニーのこだわりは、銀製品にも見られます。現在でこそ、シルバーの含有率=スターリングシルバー基準は925/1000(92.5%)ですが、実はこのスターリングシルバー基準を確立したのも、ティファニーの功績です。純度の高い銀を基準にすることで、業界全体の品質と信頼性を高めることとなりました。
また、ティファニーでは、世界中のアスリートたちを魅了するトロフィーの制作も行っています。これまで制作されてきたトロフィーの一例をあげると、全米オープンテニス、NBA、WBCなどです。日本のJリーグやプロ野球リーグのトロフィーも制作されてきました。 あの美しいトロフィーをティファニーが作っていたなんて、驚きですね!
ティファニーのこだわりの中でも、特筆すべき点はダイヤへのこだわりです。
ティファニーでは環境や社会への配慮として、ジュエリーに使われているダイヤモンドは全て自社で直接現地調達しています。採掘されたダイヤはティファニーのアトリエに直接届けられ、熟練の技を身に着けたクラフトマンたちの手によって、原石から美しく光り輝くダイヤになるまで磨き上げられます。
ダイヤにはティファニー基準と呼ばれる厳しい基準が決められており、宝石の形になったダイヤの中でも基準を満たすダイヤはたったの0.04%程度です。
芸術品とも称されるあの美しいティファニーセッティングは、ダイヤに対する強いこだわりとクラフトマンたちの技術が生み出したものなのですね。