コロナウィルス感染症や、昨今のウクライナ情勢に伴う物流コストの高騰・物価上昇により、各ブランドの指輪の価格が改定されていることが考えられます。最新の情報については公式HPを確認ください。(2022年4月)
リング全体に宝石を散りばめたエタニティリングは、「重ねづけできる婚約指輪」としても人気です。
ただ、重ねづけできるデザインを選ぶなら、マリッジリングとの相性も考えなければなりません。
今回は、エタニティリング選びのポイントと、素敵なエタニティリングをつくっているブランドをご紹介していきます。
エタニティリングとマリッジリング、それぞれのデザインが素敵でも、重ねづけしたときの相性が悪いと、同じ指にはめて楽しむことはできません。ふたつのリングを重ねづけしたとき、それぞれのデザインを引き立てる相性のよいリングを選ぶために大切なのは、「エタニティリングとマリッジリングに共通点をつくること」なのです。
エタニティリングとマリッジリングは、デザインがまったく違います。普段からつけることになるため、使い勝手や傷つきにくさを重視するマリッジリングは、シンプルなデザインが多いです。
一方、宝石をふんだんにあしらったエタニティリングは、人目を引くゴージャスなデザインであることが多く、単体でのおしゃれさだけを見て決めてしまう人も少なくありません。
ファッションにおいて、こうしたデザインの違うアイテムをおしゃれに組み合わせるために役立つのが、共通点をつくることです。ブランドや色、デザインが違っても、ひとつのテーマに沿って選ばれたアイテムは、不思議とまとまって見えるようになります。
魅力的に重ねづけできるエタニティリング選びのポイントを5つお伝えしましょう。
とくに、エタニティリングとマリッジリングを別々のブランドで買うときに注意したいポイントです。指輪の高さが合っていないと、デザインが似ていても片方のリングが悪目立ちしてしまいます。 高さが違うとサイズ的にバランスが取れていないように見えてしまうので、リングの高さは同じくらいに合わせることが重要です。
逆に、高さが合っていれば、幅狭のリングと幅広のリングを合わせても、すっきりとした見た目になります。
エタニティリングとマリッジリングを同じ色で選ぶというのも、重ねづけしたときの相性をよくするポイントです。同じ色のリングをふたつ重ねづけすると、全体的になじんで見えるため、見た目に違和感がありません。
同じ色のリングを選ぶなら、エタニティリングとマリッジリングを同じブランドで選ぶのがおすすめです。たとえば、ひとくちにシルバーといっても、ブランドによってこだわりがあり、地金の仕上げも異なるため、微妙に色合いや光の反射具合が違います。
同じブランドで選べば、地金の処理も色も同じなので、重ねづけしたときに片方の指輪が浮いてみえるようなこともないのです。
指輪の形を合わせるのも、マリッジリングと相性のよいエタニティリングを選ぶ基本となります。形が同じでさえあれば、まったく違うブランドのリング同士であっても、同じブランドのリングのように見えるのです。 逆に、波打ったような形のリングとストレートな形のリングを重ねづけすると、どうしても変わった形をしているリングのほうが目立ってしまいます。
同じ形のリングは相性がよいため、形さえ合っていれば、あえて色違いのリングを選ぶといったテクニックを使うこともできるのです。
素材違いのリングを組み合わせる方法もあります。シルバーとゴールド、プラチナとゴールドなど、違う素材のリングを重ねづけしたいときは、見た目の違和感をなくすために、素材以外の部分ができるだけ似ているリングを選ぶとよいでしょう。形やデザインが似ていると、素材が違っても調和して見えます。
エタニティリングは、全周を宝石で覆っているか、半分だけ宝石で覆っているかという違いこそあるものの、基本的にはゴージャスなデザインのリングです。ただ、エタニティリングにゴージャスなデザインが多いからといって、マリッジリングは絶対にシンプルなものを選ばなければならない、という決まりはありません。
リングの高さやサイズ感、全体的なデザインの方向性が同じなら、ゴージャスなデザイン同士でも、どちらかをシンプルなデザインにしても、おしゃれに見えるのです。
もし、ブランドだけ決まっていてデザインのこだわりがない、相性のよいデザインのリングがほしいといった場合は、エタニティリングとマリッジリングがセットになっているものを選びましょう。セットでなくとも、重ねづけすることを前提につくっているものもあります。相性のよさが保証されているため、失敗することはありません。
指輪のデザインは、ブランドによってさまざまです。どういうブランドがどんなリングを作っているかを知らないと、理想のエタニティリングを手にすることはできません。
ここでは、エタニティリングを出しているおすすめブランドを順番に紹介していきます。
画像引用元:エクセルコ公式HP(https://www.exelco.com/bridal_jewelry/engagering/beau_chateau_round_2.php)
品質の高いダイヤモンドを高い技術力で提供している、エクセルコのエタニティリングです。ビューレックは「美しい湖」という意味の言葉で、写真で紹介しているものは通常よりもダイヤの大きな2Lタイプのリングとなっています。
サイズ、カットの仕上がりともに統一された、2.2ミリのメレダイヤが13個ついた華やかなデザインで、ゴージャスなマリッジリングであるビューシャトーとの相性も抜群です。
マリッジリングよりも少しだけ幅広ですが、リングの高さもしっかり合っており、色合いも同じなので、重ねづけしたときよりゴージャスに見える組み合わせになっています。
画像引用元:アイプリモ公式HP(https://www.iprimo.jp/set/rings/jupter_tritone.html)
アイプリモのトリトーネです。同じブランドのマリッジリングであるジュピターと同じく流線的な形をしているため、重ねづけしたときの一体感がとても優れています。ジュピターには、シンプルながらもインパクトのある一粒ダイヤと4つ爪が使用されているため、メレダイヤを並べたゴージャスなトリトーネのデザインとうまく調和するのです。
画像引用元:GINZA TANAKA公式HP(http://bridal.ginzatanaka.co.jp/ad/precieuse/)
GINZA TANAKAのプレシューズは、ブーケをイメージしたデザインでつくられています。メレダイヤを囲む花びらは、フランスのビーズ細工を用いた技術を使ったもので、花びらの形も数字の8になっているなど、細部までこだわったデザインです。ハーフとフルの両方があるため、好みに応じて選べるのもポイントでしょう。
画像引用元:ティファニー公式HP(http://qam.jp.cloud.red.ihost.com/engagement/rings/the-tiffany-setting/)
エンブレイスは、合計で1.8カラットものダイヤモンドをあしらった、ティファニーのエンゲージリングです。ダイヤがむき出しになっていますが、ティファニーらしいゴージャスなブリリアントカットがほどこされており、超大粒のダイヤモンドを使ったティファニーセッティングと重ねづけしても、まったく見劣りしません。
以上、今回ご紹介した5つのポイントに気をつけて選べば、マリッジリングと相性のよいエタニティリングを選べるでしょう。ゴージャスなエタニティリングを、結婚後もマリッジリングと重ねづけして楽しめるのは嬉しいですよね。
エタニティリングは、2人の永遠の愛の証です。長く使うものだからこそ、ぜひ妥協せず高品質なものを手に入れてください。