コロナウィルス感染症や、昨今のウクライナ情勢に伴う物流コストの高騰・物価上昇により、各ブランドの指輪の価格が改定されていることが考えられます。最新の情報については公式HPを確認ください。(2022年4月)
世界最高峰と称されるハリー・ウィンストンを紹介しています。
アメリカ生まれのジュエリーブランド、ハリー・ウィンストン。キングオブダイヤモンドと呼ばれた男、ハリー・ウィンストンのダイヤモンドジュエリーは、今も昔も世界中のセレブたちから愛されています。
1943年、アカデミー賞授賞式に着用するジュエリーの貸し出しを、他のジュエリーブランドに先駆けて提案したのもハリー・ウィンストンでした。現在では様々なブランドが、レッドカーペットを彩るセレブたちにジュエリー貸し出しを行っていますが、その中でも高い人気を誇るのは、やはりハリー・ウィンストンです。
ハリー・ウィンストン社の創業者ハリー・ウィンストンは、幼い頃から宝石を見抜く目を持っていました。12歳の頃には、質屋で緑色の石を25セントで購入し、のちに800ドルで売れました。その石がエメラルドであったことを、幼いハリー少年は見抜いていたのです。
1920年のニューヨーク五番街にて、前身となる「プレミア・ダイヤモンド社」を設立。その後1932年に「ハリー・ウィンストン社」が誕生しました。その後は宝石の売買・リメイク・ジュエリーデザインなど、幅広く事業を展開し、世界中でその名が知られることとなりました。
キングオブダイヤモンドと称された、時の人ハリー・ウィンストンでしたが「私ではなくダイヤを見てほしい」と、生涯に渡りマスコミに顔写真を出しませんでした。
ハリー・ウィンストンのダイヤへの情熱とこだわりは、それほどまでに深いものだったということです。
ハリー・ウィンストンが世界のトップブランドとして君臨している理由、それは一体何でしょうか。その秘密は、ハリー・ウィンストンのダイヤモンドに対する、深く強いこだわりに隠されています。
ハリー・ウィンストンは数ある宝石の中でも特にダイヤに対して強いこだわりを持っていました。世界的に有名なダイヤモンドの3分の1は、ハリーの手を通ったとも言われています。
そんなハリー・ウィンストンでは、ダイヤモンドの品質に大変厳しい基準を設けています。まず、ダイヤモンドの価値を決める4Cのひとつ「カラー」は、無色透明と言われているDEFまで、ダイヤの透明度を表す「クラリティ」は、傷ひとつない透明度と言われるFLから肉眼では傷などの確認はできないVS2までと決められています。
妥協を一切許さないこだわり、それが、ハリー・ウィンストンがトップに君臨し続ける理由です。
ハリー・ウィンストンはダイヤモンド至上主義、言い換えると、ダイヤモンドが持つ個性をとても大切にしていました。ハリー・ウィンストンの遺した言葉に、次のようなものがあります。
"それぞれのダイヤモンドには個性がある。どのダイヤモンドも人間と同じようにひとつずつ注意して扱わなければならない"
ハリー・ウィンストン社では、主義に基づいて個々のダイヤを非常に大切に扱いました。そして、一つ一つのダイヤが持っている個性を最大まで引き出して、これ以上ないくらい魅力的なダイヤにすることに全力を尽くしました。そのような姿勢から生み出されたのがウィンストニアン・スタイルです。
「ウィンストニアン・スタイル」とは、プラチナで作られた極細のワイヤーで留めることで地金をあまり見せず、あたかも肌に直接宝石を散りばめたように見せたセッティング方法です。 「ウィンストニアン・スタイル」でセッティングされたダイヤモンドたちは、様々な角度からたくさんの光を取り込んで美しい煌きを見せてくれます。その姿は、まさにダイヤモンドの個性を大切にしたハリー・ウィンストンの思いが具現化された姿であり、ブランドの象徴としてふさわしいセッティング方法と言えます。