コロナウィルス感染症や、昨今のウクライナ情勢に伴う物流コストの高騰・物価上昇により、各ブランドの指輪の価格が改定されていることが考えられます。最新の情報については公式HPを確認ください。(2022年4月)
メレダイヤモンドとは「小さなダイヤモンド」という意味です。フランス語で小さいことを表す”Melee(メレ)”が由来です。何ct以下をメレダイヤと呼ぶかについては規格がいくつかあるようですが、概ね0.1ct以下ならメレダイヤと呼ばれています。
メレダイヤのよく見られる使い方は、エタニティリングのリング部分に沿ってぐるりと並べられる方法です。リングの半周だけ並べたタイプもあり、その場合はハーフエタニティと呼ばれたりします。
エタニティリング以外なら、シンプルなリングに一粒だけアクセントでメレダイヤをはめ込んだ結婚指輪もなかなかの人気です。
ダイヤモンドを使ったリングには信頼できる機関による評価を表す鑑定書が付けられていますが、メレダイヤモンドをあしらったリングの評価および鑑定書はどうなるのでしょうか。
実はメレダイヤを使ったリングには、一般的に鑑定書は付けられていません。何故ならば、鑑定書が付けられるのはダイヤ1粒あたり0.3ct以上の場合が多いからです。メレダイヤのような小さくて数多く使用するダイヤに鑑定書を付けるとなると、その鑑定費用で非常に高額となってしまいます。そのため、ある程度粒が大きなダイヤにしか鑑定書は付かないのです。
小さな粒なので鑑定書が付かない、すなわちメレダイヤにこだわる必要はないと思われがちです。ですが、本当にそうなのでしょうか。
確かにジュエリーブランドの中には、メレダイヤにそこまで強いこだわりを持っていないブランドもあるでしょう。ですが、本当に美しいカッティングをする、メレダイヤ一粒一粒まで深くこだわりを持っている職人気質なジュエリーブランドも存在します。
それでは、メレダイヤの品質を確認する際にこだわるべきポイントは、一体どこにあるのでしょう。
それはズバリ「ハート&キューピッド」の有無です。ハート&キューピッドは、正確なカッティングが施されたダイヤモンドにしか現れません。したがって、ハート&キューピッドが出現するメレダイヤは、正確で素晴らしいカッティングが施されている高品質なメレダイヤです。
そのようなメレダイヤを使って作られたエタニティリングは、カットが素晴らしい分だけ輝きを増し、他のエタニティリングにはない極上の輝きを魅せてくれます。